事例集
自走式草刈機、乗用草刈機などで全国シェアNo.1を誇り、海外でも1981年からヨーロッパを中心に高い評価を得ていたが、さらなる高みを目指してブランド力の総合的な強化を目的に、2013年より3年かけてコンセプトをはじめ企業の想いを伝えるためのブランディングを行った。
ORECは「草と共に生きる」をコンセプトに、「世の中に役立つものを誰よりも先に創る」創業者精神をものづくりの原点とし、農業・環境・IT・健康など様々な事業を展開。
コンセプト開発からロゴ、WEB、ブランドCM、ブランドムービー、コーポレートツールなどコミュニケーションデザイン全般は、株式会社エイトブランディングデザイン/ブランディングデザイナー西澤明洋氏を起用、ORECの核となる製品「RABIT MOWER」のコンセプトモデルの開発には、pdc_designworksのプロダクトデザイナーやまざきたかゆき氏を、ブランド体験や発信拠点となる「OREC green lab」の建築設計には株式会社キノアーキテクツ/木下昌大氏をそれぞれ起用した。
インナーブランディングの一環として、社内報や海外向けの情報誌も一新し、社員へのブランディングの理解と共に、社内情報や製品知識などの共有にも取り組んでいる。また2018年には創業70周年記念事業を社内外に向け大々的に実施し、ORECブランドの浸透や社内ロイヤルティ向上に寄与した。
リブランディングのローンチ後となる第2フェーズでは、定期的に本社及び東京でブランドコンサルティングを協働で担当し、継続的にブランド育成のサポートを行なっている。